REGENERATIVE MEDICINE
再生医療について
ちぐさクリニックでは、皆様へ健康と快適な生活を提供することを目指す観点から、再生医療の治療にも取り組んでいます。
再生医療とは
再生医療は人工的に組織や細胞を作り、今まで治りにくかった病気の治療を行う医療で、1997年頃から本格的に研究が始まったと言われています。
再生医療で活躍する細胞として「幹細胞」があります。
幹細胞には人工的に作られたもの(ES細胞、iPS細胞など)と、元々体の中にあるもの(間葉系幹細胞、造血幹細胞など)があります。
再生医療が研究され始めた当初は「人工的に作った組織を移植して治療を行う」という「移植医療」としての意味合いが強かったのですが、近年、幹細胞が元々持っている能力を活用する治療法に注目が集まっています。
幹細胞の持つ「パラクライン効果」や「エンドクライン効果」を活用した治療法です。
幹細胞からは、細胞増殖や細胞活性を向上させる物質(成長因子やサイトカインなど)が沢山出てきます。
それらの物質は、ダメージを受けた組織の修復を促進したり、細胞の活動を活発にしたりします。
この効果を使って行う新しい治療法が幹細胞治療になります。
変形性膝関節症に対する2つの再生医療の治療法についての比較
ちぐさクリニックでは、皆様へ健康と快適な生活を提供することを目指す観点から、再生医療の治療にも取り組んでいます。現在、主にひざの疾患である変形性膝関節症について、2つの再生医療の治療法をご案内しています。
PRP療法 | 自己脂肪由来の幹細胞を用いた再生医療 | |
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対象部位 | 膝 | 膝 |
通院回数 (1回の治療あたり) | 2回 (予約制) | 2回 (予約制) |
値 段 (片膝1回) | 120,000円(税込) | 1,000,000円 |
1回目受診時の治療内容 | 51mlの採血 (食後食前関係なし) | お腹の脂肪を吸引 (数センチお腹を切開します) |
2回目受診時の治療内容 | 51mlの採血 | 治療したい膝に関節内注射 |
治療後の対応 | 通常通りの生活 | なるべく安静 (できるなら4週間は松葉づえ) |
治療の効果がでてくる時期 (個人差あり) | 1週間後~3か月後 | 1週間後~3か月後 |
治療効果の持続時間 | 長期的な効果あり (効果は個人差あり) | 長期的な効果あり (効果は個人差あり) |
再治療 | 何回でも可能 (再度採血は必要) | 何度でも可能 (幹細胞を保存可能、別途費用がかかる) |
支払方法 | 現金、もしくはクレジット決済 | 現金、もしくはクレジット決済 |
その他 | ご希望があれば膝以外にも肘関節にも注射可能。 10代の若年層から治療可能。 | 第二種再生医療等提供計画を 厚生労働省に提出し、認可を得た施設 |
詳しくはこちら | 当クリニックが提供する PRP療法から派生したPDF療法について | 自己脂肪由来の幹細胞を用いた再生医療 |
再生医療によるがん治療について
ちぐさクリニックでは、再生医療分野におけるがんの治療方法もご案内しております。それは6つの免疫細胞が一丸となって「チームプレイ」で働き、がん細胞を多方面から特異的に攻撃する6種複合免疫療法というものです。がん治療を目的としたCSCコース、がん予防を目的としたBASICコースの2つのコースがあります。詳しい治療内容などにつきましては、6種複合免疫療法を研究している同仁がん免疫研究所様の公式HPをご確認の上、そちらへお問い合わせください。